本年No.1の呼び声高い本作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を、世界の巨匠・北野武がいち早く劇場で鑑賞し、その興奮冷めやらぬ激賞に次ぐ激賞のインタビューを、ギュっと凝縮した特別コメント映像が到着した。
先日、初来日となる主演のポール・メスカル、オスカー俳優のデンゼル・ワシントン、前作『グラディエーター』から主要キャスト唯一の再登場コニー・ニールセン、新時代の暴君皇帝役フレッド・ヘッキンジャーの4人のキャストおよびプロデューサー陣が大々的な来日プロモーションを敢行!パラマウント史上最大規模・約1000人のファンと共に大盛り上がりとなったレッドカーペットイベントも記憶に新しい。
映画の感想を問われた北野は、コロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながら壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”を真っ先に挙げ「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子で語る。古代ローマ帝国で実際に行われていたとも言われ、「イメージはよく本には書いてあるけど、実際に映像にして観ると、よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」と興奮止まらず!自身の作品でもバイオレンスな演出を厭わず真正面から描いていき観客を虜にしている北野が、本作での生死を賭けたグラディエーターたちの闘いの表現について「必要な戦いの姿を出してる。無理に暴力的になってない。上手いと思う。過度な事はしないけど、わざとらしく暴力は外してない。当然のように暴力のシーンは暴力として描く。リドリー・スコット監督は、世界中の大人数の人が観るような大きい映画を作るだけあって、良い塩梅になっている」と目を輝かせて話す表情も印象的だ。
■『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』北野武 コメント映像
いよいよ明日15日(金)より日本での劇場公開を迎えるとあって、「大画面で観てほしい!今までの映画でやってないことにチャレンジしてて、映画の良さが全て入ってる。アクションも本当に楽しめる。映画の根本的な楽しみ方、観て覚えてください!」といち映画人としての無垢な笑顔も見せながら語り尽くす、巨匠が巨匠の手腕に感嘆し、最高の映画体験の歓びが語られる言葉の数々に、劇場で観ないわけにはいかない興奮が沸き立つ貴重なインタビューとなった。
11月15日(金)全国劇場公開